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2012年6月11日 (月)

『Canta! Timor』 カンタ!ティモール

Photo


エコー・ドリームカフェさん
での『Canta! Timor』上映会に行ってきました。

衝撃的な事実を知り涙が止まりませんでしたが
行って本当に良かったです



『Canta! Timor』東ティモールに訪れた女性が
そこで出会った一人の男性が歌う歌に惹かれて再び訪れ
東ティモールの過酷な歴史や
その歌に込められた深い意味を知ると言う完全ドキュメンタリー映画です。



これまでにも『ホテル・ルワンダ』のルワンダや
『君のためなら千回でも』のアフガニスタンや
『インビクタクス』の南アフリカなど
映画を通して世界で起こっている現実を知り
その都度心を打たれてきました。


が今回は完全ドキュメンタリーと言う事で
より深く胸に突き刺さるものがあり
まだしっかりと消化しきれていません。



今年の5月に独立10周年を迎えた東ティモール。
この独立を果たすまでにどれだけの犠牲が払われたことか・・・




インドネシアとの戦いの中で
奪われた命、失われた家
具体的な数字が出て来ますが信じられないほど強烈な数字でした。


そして本当に悲しいことに日本がインドネシアに加担していたと言う事実。



20年ほど前初の海外旅行でバリに行きました。
その時東ティモールでは激しい弾圧が起こっていたなんて全く知らず
のんきにバリを満喫してました。


神々の国と言われるバリ。
そのすぐ側の島で起こっていたのです。



東ティモールも自然や目に見えない大いなるものへの尊敬を
とても大切にしている国。


自分たちは生まれた土地でただ暮らしているだけなのに
なぜそれが許されないのか・・・



大切な家族や友人、家を奪われ
自分の命も奪われそうだと言うのに
インドネシアの兵士に「なぜ戦うのだ?」と訴える東ティモールの人
捕虜に対しても「戦争はよくないと」言い聞かせ
武器を奪うだけで解放する。



そして本当に驚くのが
自分たちを苦しめた人達への怒りや憎しみを持っていないと言う事。



もう、独立出来たのだからいいじゃないかと
起こったことをすべて受け入れ許している姿は
もう何と言っていいか・・・



世界では目には目をで
終わりなき戦いを続けてしまっている国がいくつもあると言うのに・・・



自然と共に生きている人達は
本当に大切なことは何かをよく知っているのです




映画に話を戻しますが
この作品の素晴らしいのは
過酷な現実を見せつけるだけではなく
東ティモールの人達が明るく歌い今を生きている姿を
しっかりと見せてくれている事。


あの歌を聴くだけで涙が出ます


モニュメントなどで歴史を残すのも一つではあるけれど
こうして歌で戦争を知らない子供たちに大切なことを伝えるのも
とても素晴らしいと思います。




この『Canta! Timor』は自主上映作品です。
近くで上映会があったら、ぜひぜひ観に行ってください。

上映スケジュール



知らなければそれで済んでしまうけれど
私達が忘れている大切なことを
教えてくれるような気がします。

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