『少年と自転車』(ネタバレあり)
児童養護施設(ホーム)に預けられた少年が
お父さんが必ず迎えに来ると信じてを待ち続けると言うお話。
この『少年と自転車』は監督が来日した時
“赤ちゃんの頃から施設に預けられた少年が、
親が迎えに来るのを屋根にのぼって待ち続けていた”
という衝撃的な話に着想を得て作られたそう。
まさか日本が絡んでいたとは驚きでした!
偶然にも少年シリルと関わることになってしまった美容師のサマンサ
成り行きで彼の里親になり一緒に父親捜しを手伝うことに・・・
切ないけれど、サマンサと言う女性に出会い
徐々に心を開いて救われていく
とてもいい話。
の、はずなんんですが・・・
何とも意外な終わり方にすこし唖然としてしまいました。。。
ハッピーエンドと言えばハッピーエンドなんですが
単純なハッピーエンドで終わらせない所が
フランス映画っぽい(この作品はベルギー作でした)。
単純なハッピーエンドで終わらせない方が
確かに作品に重みと深みが増すとは思うのだけれど
ちょっと衝撃的でした。
監督のダルデンヌ兄弟はこれまでにも
いくつかの作品がカンヌ映画祭等で高い評価を得ているだとか。
これを機にこれまでの作品も観てみたいなと思いました。
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