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2012年9月

2012年9月26日 (水)

『天地明察』(追記あり)

原作「天地明察」 が面白く気に入っていたので

岡田君が安井算哲役と知った時は

正直イメージと違うと思ってしまいました。

壮大な原作もちょっと軽くなりそう・・・と思い、

映画を観るかどうか迷っていました。

原作がいいと映画版は期待が裏切られることも多いので

今回はあまり期待せずに観たのが良かったのか

意外や意外、映画版も結構良かったです!!

江戸時代、日本で初めての暦を作った男(安井算哲)の物語。

碁の名家に生まれ、将軍の前で碁を打つと言う公務を持つ算哲。

特別なお役目を与えられ

やがてそれは日本独自の暦づくりにつながる・・・

原作では関孝和との算術好対決や名家の名をかけた碁の対決、

そして肝心の暦作りがいかに大変だったか等かなり詳しく書き込まれていますが

映画は暦づくりに焦点を絞ってわかりやすくなっていて

これはこれで良かったなと思います。

映画に刺激されもう一度読み直したい気分になったので

早速読み始めてしまいました。

安井算哲の生き様に興味を持った方は

ぜひ、原作も読まれるといいですよ~~~

暦(天文)を扱う事の重みがとてもよくわかります!

   *   *   *   *   *   *

原作を再読中ですが・・・

やっぱり原作はかなり奥深いです!!

映画では一貫して安井算哲と名乗らせていますが

原作は冒頭から渋川春海として描かれています。

その理由が春海(算哲)の生き様に大きく意味するところであり

映画ではほとんど省かれてしまった

碁の世界における葛藤や、算術、天文術に目覚めて行く過程が

とても面白く描かれています。

そうしてみると、映画は映画でそれなりに面白かったけれど

もう少し春海(算哲)の人間性や生き様を

深く描いて欲しかったなと思う欲が出て来てしまいました。

今度はキャスティングをを替えて

誰かもう一度リメイクしてくれないかなぁ~

2012年9月18日 (火)

『鍵泥棒メソッド』

堺雅人に香川照之の出演

それに監督が『アフタースクール』『運命じゃない人』の内田けんじ監督とあって

期待が膨らんだ『鍵泥棒メソッド』、面白かったです~♪♪

これまでの作品がどうだったのかは知らないけれど

原案から全て監督オリジナル作品と言うのがすごいです(拍手)

最近はほとんどと言っていいほど

マンガや小説が原作の作品が多いので・・・

そして今回も期待通り、どんでん返しあり!!

それも内田監督らしい技です(笑)

どんでん返しが必ずあるんだけれど

今回はまたまた意表を突かれたどんでん返しでした!

売れない役者の堺雅人、記憶を失くした殺し屋香川照之。

超堅物の雑誌編集長に広末涼子。

この異色の組み合わせがまず面白い!!

そして一番良かったのが香川さん(拍手)

自分が何者なのかわからず、几帳面に自分を探っていく様子

殺し屋の強面とのギャップがまた面白いのです。

そして冒頭の銭湯で滑って転ぶシーン

ワイヤーも無く、香川さんが自力であんなに飛び上がったと言うからすごい(拍手)

とにかく笑える作品です(おススメ)

『最強のふたり』

実話を元にした『最強のふたり』

予告を見た時から気になっていたけれど

「笑いも涙も止まらない」のキャッチフレーズが全くその通りで

期待以上に良かったです。

首から下が麻痺した大富豪フィリップと、

彼を介護する黒人青年ドリスの物語。

介護職は全く無く、それどころか前科もあるドリス。

どんな人を雇っても1週間も持たないところに

気まぐれでドリスを雇ったことから奇跡が始まる。

どうしてこの二人がこれほどまでに信頼の絆が結ばれたのか

映画を観れば一目瞭然!!

重病人であるフィリップを病人扱いせず

同じ男として、ありのまま自然にふるまうドリスは最高!!

雇われてるからと言って媚びない、合わせない。

嫌なものは嫌だと正直に言うし、

フィリップの障害を思いっきりいじってしまう(笑)

普通なら笑えないジョークも

彼がやるのは友達をからかうのと全く同じなので許されてしまう。

そしてドリス役の俳優さんの笑顔がとってもいいんです~

ラストのあの笑顔に涙がこぼれました♪

エンディングでご本人たちも登場し

今もなおお互い幸せに暮らしていると言うのが

またまた嬉しい♪

私までシアワセな気持ちにさせてもらえた

とっても素敵な作品でした(おススメ)

2012年9月12日 (水)

『夢売るふたり』

阿部サダヲと松たか子が夫婦役の『夢売るふたり』

そして監督が『ゆれる』や『ディア・ドクター』の西川美和監督とあって

これは絶対観たい!!と意気込んで観たものの・・・

正直に言います!

この作品は好きになれませんでした。

夫婦でやっていた小料理屋を火事で失い

もう一度やり直そうと必死になるふたり。

それなのに情に流された安易な優しさから起きてしまった浮気がきっかけで妻が豹変

店の再開のために夫に結婚詐欺をさせていく・・・

夫婦で結婚詐欺!?まずありえない発想も

さすがこの督ならではなのかなぁ~と思いながら観ていたけれど

内容がどうしても好きになれなかった。

松たか子が新境地開拓で嫌な女になりきっていたのはすごいと思ったし

阿部サダヲのダメ夫ぶりもはまってはいたと思う。

自分から言い出したことなのに夫が他の女性といる事のやるせなさを抱えながらも

半分は意地でますますエスカレートしながら旦那をけしかけていく。

女としての嫌な面、残酷な面をどんどん描かれていく。

特に女が見せる同性への残酷な描き方

女性のウエイトリフティング選手を登場させるあたり

相当キツイ描き方をするなぁ~と

役の上だと言うのは重々わかっていながら

松たか子が本当に嫌な女に見えてしまったほど。

騙された女たちも自分なりに筋を通してたくましく生きて行くあたりは

好ましく思えはしたけれど

それ以上に嫌な思いの方が強く感じられて

後味の悪い映画でした。

原案から全て西川監督のオリジナルだと言うこの作品

どうしてこれを作りたかったのか・・・

理解に苦しみます。

松たか子に新境地を切り開かせるため?

キャスティングに期待が大きかった分

残念の度合いも大きかったです。

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