フォト

ミースケの本棚

  • いつでも里親募集中
無料ブログはココログ

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2013年2月

2013年2月28日 (木)

『遺体 明日への十日間』

『遺体 明日への十日間』

東大震災の被災地、釜石の遺体安置所での物語です。

当時の報道では知ることの無かった姿がここに映し出されていました。

原作者が取材のため被災地に行き

実際に安置所の手伝いをしていたことがベースになっているんだそう。

だからこそ、報道で知り得なかったことが表現され

尚且つ映画化にあたり監督がまた被災地行き

人々から直接話を聴いたと言う。

被災地であったことを、痛みを真摯に伝えたい。

そんな想いで作られたこの作品は台本はあったものの、

セリフも役者自身が感じるまま言葉にする

そんな手法を取ったんだそうです。

フィクションではあるけれどフィクションじゃない。

みんなが疑似体験をしながら感じるままに出る言葉・動き

本当に胸が詰まりました。

記憶にある津波などの生々しいシーンは出て来ません。

けれども“遺体安置所”と言う特別な場は

本当に切なく、苦しい。

亡くなった人達も、家族を探す人たちも

そして様々な役割でそこにいる人達も

誰の心も締め付ける。

終わりの見えない状況に追い詰められ疲弊する心身。

大混乱の中の理不尽な環境やルール。

やり切れない思いであの場にいた人達。

あのような事態があふれていたのかと思うと

本当に切ないです。

けれど、辛い苦しいだけの映画ではありません。

安置所の世話役を買って出て

“ご遺体”に寄り添う男性・相葉。

彼の亡き人達を想う姿が周りを変えてゆき、

そして観る側にも温かい気持ちにさせてくれました。

逃げ出したくなる人を責めることも出来ない。

それほど過酷な状況の中

本当に相葉さんのような人がいたことは救われる気がします。

この映画の収益金は被災地に寄付されるそうです。


苦しくなるのは覚悟の上でぜひ、映画館で観て欲しいです

2013年2月26日 (火)

『横道世之介』

『横道世之介』すごいタイトルですよね~

しかもこの世之介の風貌も強烈!!

完璧なまでの美しい顔立ちの高良君がまさかの横道役。

どちらかと言うとやんちゃん役のイメージが強いのだけれど

この横道世之介は違う意味で強烈でした(笑)

大学に入学のため長崎から東京にやって来た世之介。

はっきり言ってオタクにしか見えない風貌だけれど

超マイペースで物怖じしない飄々とした性格が

妙に人を引き付ける!?

そして世之介に負けず劣らず普通じゃないお嬢様・祥子に吉高由里子。

天真爛漫なお嬢様も良かった(笑)

普通じゃない二人のちぐはぐに絡み合いが

とにかく笑えます!!

一見すごくわざとらしいのに

二人ともなぜかとても自然に見えるのが不思議!!

極端な表現の中にさりげない自然体の姿が・・・

二人とも良かったです(拍手)

たくさんの笑いと少しの切なさと・・・

優しい気持ちになれる映画で私は好きです。

それにしても、

このような作品が作れる日本って幸せですね~

2013年2月20日 (水)

『脳男』

先日の江口洋介が出たA-studioを観て

気になってしまった『脳男』

生田斗真がこれまでにないストイックな役作りと言うのに

とても興味が湧いた。

とにかく強烈な映画でした(・_・;)

かなり強烈なバイオレンスなので

目を背けて観られなかったシーンも随所に。

それでも最後まで観ようと思わせるドラマがしっかりありました。

感情も無く痛みも感じない“殺人ロボット”

そして『脳男』と呼ばれる男(生田斗真)

そして彼の精神鑑定を依頼され必死に理解しようとする医師(松雪泰子)。

彼女もまた悲しい過去から今も痛みを引きずる。

何とか彼を理解しようと

彼の過去を探る辺りの謎解き感覚も

ドラマに引き込む要素になりました。

凶悪な犯罪を犯す若者たち。

そう『ヒミズ』で主演の彼女、怖かったです・・・

彼らを捕まえようと必死になる刑事(江口洋介)

若手ベテラン問わず、

みんな大熱演のぶつかり合いでした!

これまでにない役どころの生田斗真も良かったけれど

今回の松雪泰子は最近の役どころとは違い

とても人間的で泥臭さが新鮮でした。

決して気分がいい映画では無いけれど

それなりに面白かったです。

何となく続編が作られそうな余韻が気になります。

2013年2月17日 (日)

『王になった男』

韓流ファンでイ・ビョンホンのファンでもある母を連れて観に行った

『王になった男』結構面白かったです!

元々私も『チャングム』以降

韓国の歴史ドラマにはまった口なので

これも楽しめるかもと思って行ったのですが(^ ^;)

韓国の歴史ドラマにありがちな

ドロドロとした陰謀合戦の面もあるのですが

それだけではなく

王の影武者になった男のコミカルな面と

人としての感情味あふれるところが

この作品をより面白くさせてました。

そう、王の影武者役がイ・ビョンホン。

王様との一人二役です。

イ・ビョンホンと言えばアクションスターで

カッコつけたイメージしかなく

彼の作品はほとんど観たことが無い。

ところが今回初めてまともに彼の演技を観て

意外に演技が上手いんだと見方が変わりました(^ ^;)

特に影武者役、良かったです~

それにしても韓国ドラマの男優さんは本当によく泣きます。

国民性なんでしょうか・・・?

とにかく、結構おススメです♪

2013年2月12日 (火)

『ライフ・オブ・パイ』(ネタバレあり)

ようやく観に行けた『ライフ・オブ・パイ』

3Dが苦手なので通常バージョンでの鑑賞。

それでも十分だったと思うのですが、いががなんでしょうね?

少年とトラが海に放り出されてすさまじい漂流生活を送る227日間の物語。

何ともすごい話です・・・

すごいし感動もしたけれど

正直私にはきつい映画でした。

動物たちの様子がとにかく見ていて辛い。

主役?のベンガルトラ“リチャード・パーカー”

ほとんどがCGによるものと知ってほっとしたけれど

それでも動物たちが感じたストレスや恐怖を想像するだけで

苦しくてたまらなかったです・・・

もちろん少年パイの孤独や恐怖もすごいのだと思うけれど

どうも感情が動物たちの方に傾いてしまって・・・

大人になったパイが語っていた

「これは“神の物語”なんだ」のセリフ。

まさにそう思わせる神秘的なシーンもいくつか。

夜の光る海なんて宇宙その物!

美しさと恐怖の紙一重の世界。

きっと3Dで観ればより感動したかもしれませんが

私にはあれで十分感動でした。

そんなビジュアル的な事だけでなく

少年パイが信仰する神への祈り、そして神との対話。

とても印象的だったのは

トラのエサを確保するため魚を捕り殺した時。

「神様、私達の命のを救うために魚となって下さってありがとうございます」

このような言葉を口にしたことです。

その後もミーアキャットが大群で住んでいる謎の島への漂着など

どんな過酷な状況でさへも神の救いを信じ切った姿。

まさしくパイが言う素晴らしい「神の物語」なのだと思いました。

とにかく、素晴らしい話だとは思うけれど

映像で観るには私にはきつかったです。。。

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31