『君と歩く世界』
『君と歩く世界』は全く意表を突く作品でした。
シャチの調教師ステファニーは事故で足を失ってしまう。
アリと言うシングルファーザーでやや問題ありの男と出会い
どん底から立ち上がって行く様子を描いています。
この映画の紹介を見た時は『ソウルサーファー』と同じような
ストレートな感動ドラマかと思っていたけれど全く別物。
確かに事故に遭ったステファニーの苦悩と再生のドラマではあるのだけれど
実は無骨者アリの再生のドラマでした。
本当に大切なものを失いかけた時見えたもの・・・
それまで無骨で強さだけが全面に出ていた男が見せた弱さ。
彼が本当の「愛」に気付くまでのドラマだったような気がします。
『ソウルサーファー』のようなストレートな描き方ではないのが
いかにもフランス映画らしい気がしました。
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