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2013年7月24日 (水)

『風立ちぬ』

久しぶりのジブリです。

ユーミンの歌に合わせて作られた予告を観た時

「これは絶対観たい!」そう思い観に行って来ました!

期待通り、素敵な作品でした。

観終わった後もまだひこうき雲が耳に残っています。

40年も前に作られた曲なのに

この映画のために作られたような・・・

こんな事、あるんですね~

さて、肝心の映画『風立ちぬ』

宮崎駿監督が初めて実在の人物を取り上げた注目作!

ノンフィクションかと思ったら実は完全なるフィクションであり

ジブリらしいファンタジー作品になっていました♪

“ゼロ戦”と言うと特攻隊や戦争のイメージが強く

正直良いイメージはありません。

その“ゼロ戦”を作った堀越二郎と

小説「風立ちぬ」を書いた作家堀辰雄の二人を

一人の人物として映画の主人公、堀越二郎は描かれています。

実在の二人の人物をモデルに

こんな仕掛けをするなんて、さすが宮崎駿監督です(拍手)

尊敬するイタリアの技師カプローニと夢を通じて語り合う二郎。

カプローニ氏との場面の空や雲の表現が

ファンタジックで何とも言えず素敵でした。

かと思えば、古き良き日本の姿も美しく

懐かしい風景や奥ゆかしい言葉づかい、習慣がとても新鮮でした。

特に二郎と菜穂子の祝言の時の申し送りの言葉。

私の両親も家で結婚式を上げましたが

昔の日本ではあんな古風な言い回しで

祝言を上げていたんでしょうか・・・

初めて聞く言い回しがとても新鮮で

あの場面がより強く印象に残っています。

戦争と言うどうしようもない時代のなかで

それでも彼は本来の夢を追い続けて生き抜く!

どんなに苦しくても前を向いて生き抜く!!

温かくも強いメッセージを感じました。

そして・・・

色んな意味で和ませてくれる黒川さんのキャラが気に入りました♪

 

宮崎駿監督作と言うだけで毎回すごく期待されるでしょうに

絶対に期待を裏切らない!

本当に素晴らしいですね(拍手)

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