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2014年1月 8日 (水)

『永遠の0』

今の第一作目に選んだのは『永遠の0』

本当は年内に観に行きたかった作品!

戦争が何かをまだほとんど語られていない冒頭から

既に胸が苦しくなりウルウルしながら観ていました。

戦争と言うものはどんな大義面分があっても

その選択は間違っているし

お国のために死ぬことが尊ばれるだなんて絶対に間違っています!

今だから堂々と言えることだけれど

戦時中はそんな事を言えば非国民と非難される。

そんな中絶対的ムードの中で

ましてやパイロットが「生きて帰りたい」と言う事は

どれだけ非難されることか・・・

改めて戦争の恐ろしさ、空しさを感じます。

それにしてベストセラーの原作がなぜ売れたのかよくわかります。

実の祖父だと思っていた人が実はそうではなかった。

特攻隊員として若くして死んでいった祖父を知る人を訪ね

どんな人間だったのかを知って行く。

すごいドラマです。

実は私も同じように実の祖父が他にいたことを

いつ頃だったか忘れましたが知りました。

戦争と言う背景の中でこのような知られざるドラマが

きっと山のようにあるんだろうなと思います。

作品の中で「この事実を(孫のあなた達に)伝えるために生かされた」と

語る末期がんの人がいます。

戦後から時が経てば経つほどその事実を知る人はいなくなっていきます。

戦争を知らない世代にその愚かさを伝えて行くためにも

このような作品はとても大切な気がします。

若い世代の人達にもぜひ観て欲しいです。

エンディングのサザンの『蛍』が胸にしみます・・・

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