『そこのみにて光輝く』
綾野剛見たさに公開を待っていた『そこのみにて光輝く』!!
影のある役が本当によく似合う人です。
作品の事前情報はあまり集めずに観ましたが
この作品も影がある役(達夫)どころ。
その理由は徐々に明かされていきますが
一見、それほど重苦しくはないのに
徐々に希望と絶望の間でいたぶられていく
そんなすごい作品。
達夫が惹かれる女性・千夏(池脇千鶴)もとんでもない事情を抱えている。
一度は逃げ出そうとしたけれど
受け入れながら底辺でたくましく生きている。
希望と絶望の間を行ったり来たりしながら
静かに絶望的な方向に進むので
どうか絶望的な終わり方だけは止めてと、
願いながら観てしまいました。
どちらにも受け取れるラストかもしれないけれど
わずかに希望を感じさせてくれた気がしてほっとしました。
池脇千鶴さん、これまでにない役どころ
良かったです(拍手)
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