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2014年7月 1日 (火)

『そこのみにて光輝く』

綾野剛見たさに公開を待っていた『そこのみにて光輝く』!!

影のある役が本当によく似合う人です。

作品の事前情報はあまり集めずに観ましたが

この作品も影がある役(達夫)どころ。

その理由は徐々に明かされていきますが

一見、それほど重苦しくはないのに

徐々に希望と絶望の間でいたぶられていく

そんなすごい作品。

達夫が惹かれる女性・千夏(池脇千鶴)もとんでもない事情を抱えている。

一度は逃げ出そうとしたけれど

受け入れながら底辺でたくましく生きている。

希望と絶望の間を行ったり来たりしながら

静かに絶望的な方向に進むので

どうか絶望的な終わり方だけは止めてと、

願いながら観てしまいました。

どちらにも受け取れるラストかもしれないけれど

わずかに希望を感じさせてくれた気がしてほっとしました。

池脇千鶴さん、これまでにない役どころ

良かったです(拍手)

 

 

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