フォト

ミースケの本棚

  • いつでも里親募集中
無料ブログはココログ

« 『猿の惑星:新世紀 ライジング』 | トップページ | 『蜩の記』 »

2014年10月 1日 (水)

『柘榴坂の仇討』(ネタバレあり)

中井貴一のファンなので気になり『柘榴坂の仇討』観て来ました。

勝手に中井貴一が仇討される側かと思っていましたが

逆で彼が亡き主君の仇討を果たそうと明治に変わった後も

ひたすら敵を探し続ける。

いかにも実直で直向きな役柄は貴一さんにピッタリでした。

これまで明治維新にからむ江戸幕府や新政府などの作品は多く合っても

一般の人達を描いたものは少ないように思うので

明治初期のまだ武士だった人達の生き様はとても興味深かく

洋装の人達が増えている一方で

頑なに髷を結い帯刀して武士であり続ける姿

全てにおいて大混乱だっただろうこの時代についてもっと知りたくなりました。

肝心の作品については・・・

時代の波にに翻弄された二人の武士たちのとてつもない苦悩、葛藤

その上で導かれた結末には、ほっとしました。

ただ気になってしまったのはラストの対決のシーン。

本気で戦うも、刺客の十兵衛(阿部寛)が潔く敵を討てと迫るあたり

二人のアップが続くのだけれど

二人とも顔がきれい過ぎるのが妙に気になってしまいました。

本気で闘っていたのだから、顔に汗や脂まみれになっている方が自然なのに・・・

いい話なのに、最後の最後で残念な気がしてしまいました。

そんな風に観たのは私だけかもしれませんが・・・

« 『猿の惑星:新世紀 ライジング』 | トップページ | 『蜩の記』 »

邦画:時代物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31