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2015年10月

2015年10月17日 (土)

『人生スイッチ』

『人生スイッチ』すっごくユニークな作品!!
感情むき出しの人間を描いたショートストーリー6話のオムニバス。
こんな映画観たことが無いです!

感情むき出し、大暴走!!
暴走したあげくの結末がまたどれも悲惨。
徹底した愚かさとその行き着く結末もすごいけれど
そのバカバカしさの中に
「思いっきり正直にぶつけるのも悪くないよね」と思わせた
再終話の締めくくり方がすごくいいです~

こんな作りの映画は本当に珍しいと思ったら
プロデューサー:ペドロ・アルモドバルと言う方の作品
私は結構見ていることに気付きました。
『オール・アバウト・マイ・マザー』
『トーク・トゥ・ハー』等々
全くテイストは違うのに、どこか惹かれるものがあるのかもしれません。

色んな意味で強烈な作品、結構おススメです♪

2015年10月 6日 (火)

『罪の余白』

この『罪の余白』もまた、強烈な作品でした。

事故か自殺か・・・
亡くなった娘の死の真相を求めて父親が娘の友達に立ち向かう。

今の時代、本当にありそうな子供たちのどろどろとした世界
何とも言えないリアル感がとても怖かったです。

仲良しグループと言えども微妙な力関係で支配する者とされる者となる。
仲間外れになることが怖くて言いなりになるしかない。
言い方はやんわりなのに、実は絶対命令。

人の心の動きをよく知り
人を操るのに長けている高校生。
もし、思春期の子供がいたら不安でたまらなくなるような
本当に怖い世界でした・・・

なぜそんな人間になってしまったのか?
彼女が抱える心の闇を感じさせながらも
その本当のところはほとんど触れられていないのが
父親のストレートな怒りとあまりに対照的な描き方で
より恐ろしさが増していたように思いました。

ラストにじっとこちらを見つめる彼女。
あの眼は何を訴えているのか・・・
続編が生まれてもおかしくないような印象を残しました。


『ふたつの名前を持つ少年』

『ふたつの名前を持つ少年』衝撃的な作品でした。

第2次世界大戦の最中、
ドイツ兵から逃げる際、父親から
「ユダヤ人の名前は捨てて生き延びろ!
 ただし、ユダヤ人であることは忘れるな」との言葉を胸に
たった一人で生き延びた少年の実話。

厳しい自然の中で野宿しながら盗みを働いたり
ポーランド人の名前を語って
自分はポーランド人だとごまかしながら、
上手く行けば農場で働き
ユダヤ人であることがバレそうになるとまた逃げる。

見つかれば即強制収容所へ連れられ
その後の運命は明白。
報酬目当てにユダヤ人を見つけたら
ドイツ兵の元へ連れて行こうとするポーランド人もいれば
薄々は感付いていても少年を助けようとする人達も。

過酷過ぎる運命だけれど、彼は無事生き延びることが出来た。
戦争とは、本当に惨いことを平気でさせる世の中となる。
少年のような過酷な運命に遭った人は少なくないんだろうと思う。

もう二度と同じような過ちは犯してはいけないのに
悲しいかな、今の世も未だその過ちが起こり続けている。

先日可決してしまった安全保障関連法案。
日本も再び戦争に加担する可能性を生んでしまった気がして
本当にやるせないです。

戦争の恐ろしさ、愚かさと共に
人の温かさも伝わる素晴らしいこの作品を観て
その流れにストップをかける世の中になって欲しいと願うばかりです。


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