『スポットライト 世紀のスクープ 』
アカデミー賞の作品賞、脚本賞受賞作『スポットライト 世紀のスクープ 』
カトリック信仰の篤いボストンの教会で
神父たちによる子供たちへの性的虐待が長年黙殺されていた
と言う、信じられない事件を
アメリカの地方紙「ボストン・グローブ」が暴いたと言う
真実に基づいた作品。
何より信仰が篤く、教会への信頼が圧倒的なボストンと言う町で
教会と対決しようとすることがどんなに難しい事なのか。
それでも諦めず粘り続けた記者たち。
そして、事件を随分前にも訴えられていたにもかかわらず
見逃していたことへの自分達への非。
様々な事を含みながらのドラマ性もすごいけれど
何より、こんな事が起きていたことの恐ろしさが
強烈でした・・・
そして教会のトップとも言える枢機卿が隠ぺいに係わっており
事件が公になった後もローマのカトリック本山に戻されただけと言うことの事実。
末恐ろしさを感じてしまいました。
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