『聲の形』
レポが遅くなり、すみません。
アニメはめったに観ないのですが
『聲の形』は以前原作のマンガを読んでいて
その内容に惹かれていたことと
結末を知りたかったので
劇場に足を運びました。
聾唖者の硝子が転校生として入ってきたことから
様々な人間関係のバランスが崩れていく。
一見仲良く付き合おうとしている女子たち。
耳が聴こえない事から
空気を読むことが出来ない硝子の行動にイライラさせられ
遠回しな意地悪をする。
クラスのガキ大将で通って来た将也。
小学生の男の子にありがちな
気持ちとは裏腹な行動をとってしまう事が
硝子へのいじめとなって表れてしまい
やがて自分自身がクラスの中で孤立してしまう。
障害者、いじめの問題
思春期ならではの複雑な心情が
この二人を中心として物語が展開。
つい先ごろ、リオパラリンピックが行われ
障害を持った人達への認識が大きく変わり
おおいに感動させてもらいました。
ご本人達の意識も大切なのはもちろんのこと
幸いにして障害を持っていない私達こそが
もっと意識を変えないといけないと感じたばかり。
バリアフリーと言うと
どうしても設備などのハード面のことばかり考えがち。
けれど本当は「心のバリアフリー」をもっともっと持たないと・・・
その気持ちさえあれば、
困っている時、危なそうな時
さっと手を伸ばしたり、声をかけたり出来て
悲しい事故だって無くすことが出来るはず。
(地下鉄駅の事故を思い出してしまいました)
ちょっと話が逸れてしまいましたが
アニメらしからぬ、深いテーマに考えさせられました。
そして・・・
アニメと言うとどうしても“絵”そのものが気になってしまいます。
主人公の将也の顔は好きなんだけど
女の子たちの顔はどうしても好きになれず
つい、アニメを敬遠してしまうのも絵の影響も大きいのですが・・・
原作マンガがあるからそれは仕方がないとして
背景の絵がとっても美しく
特に花火大会のシーンはアニメと思えないほどきれいでした。
そして今回舞台となっている背景に
大垣や岐阜、養老など、ご当地シーンが満載!
そんなところが、本題とは別に楽しめてしまいました♪
「君の名は。」もかなり話題ですが
この『聲の形』もぜひぜひ、観て欲しいです!!
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