『永い言い訳』
すっかりアップが遅れてしまいました(゚ー゚;
最近中々映画を観に行けず
久しぶりに観た『永い言い訳』
行って良かったです。
実は本木雅弘があまり好きではないので迷いもあったのですが
久しぶりの西川美和監督作品なので観ようと思いました。
監督オリジナルストーリーに加え
撮影に1年程かけてじっくり撮ったと言うのが良かったんじゃないかと。
人気作家でダメ夫・幸夫(本木雅弘)が突然事故で妻を亡くし被害者に。
その遺族会の中で出会った妻の親友の家族。
流れでその子守を引き受けることに。
醒めきっていた夫婦関係に世間で言われるほど悲しみもわかず
スランプに陥っていた彼が
子供たちとの生活で何かが変わって行り始めていた。
文章にすると「家族っていいな~」と言うような
ありがちな設定に見えてしまうけれど
もっと深い部分でしみじみとした良さを感じることが出来ました。
長期にかけてじっくり作り込んだ作品ならではの重み。
幸夫の複雑な変化がとてもよく描けていて実に良かったです。
本木君もすごく良かった!!
見直しました(拍手)
そして彼と対照的的に妻を亡くした悲しみに感情を爆発させる友人の夫役
竹原ピストルさんもまたとても良かったです!
自然体な子供たちも含めて
やぱっり西川監督の総合力が素晴らしいんでしょうね~
もっと注目されていい作品だと思います。
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