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邦画:ミステリー、サスペンス

2016年10月 4日 (火)

『怒り』

好きな俳優さんたちが総出演なので観ようと思ったこの『怒り』

実はこの原作は既に読んでいたのに
すっかり内容を忘れていました。
けれど映画が始まったとたん、思い出されて来て
そのとたん思ったのが配役のイメージが違い過ぎる!!と言う事。

冒頭から出て来る愛子役の宮崎あおいちゃん。
可愛過ぎる!と、まず違和感。
その後のキャスト達もみんな豪華過ぎてイメージが・・・

と、違和感を感じながら観ることになったのですが
途中からそんな事は全く感じなくなり
特に宮崎あおいちゃんの熱演、
これまでの彼女のイメージを吹っ飛ばすぐらい
本当に素晴らしかったです(拍手)

少し知能障害がある愛子が暮らす千葉の港町。
エリートサラリーマンで同性愛者の優馬が暮らす東京。
母親の事情で沖縄に引っ越してきた泉のいる離島。

それぞれに謎めいた人物が登場し
それぞれの物語を展開。
やがて悲惨な殺人事件の犯人かもしれないと思わせ
人々を不安に陥れて行く絶妙な仕掛け。
本当の犯人はだれなのか・・・
絶妙な展開のミステリーにすっかり入り込んでしまいました。

それは原作のすごさでもあるけれど
説明的な要素が潔く省かれた映画としての作品力
そもお見事でした(拍手)
そして、なぜあんなに贅沢で豪華なキャスティングとなったのか
観れば納得でもありました。

監督・脚本があの『悪人』の李相日さんと知り
大いに納得!!
見事なミステリー作品でした!
おすすめです~

2016年6月28日 (火)

『ヒメアノ~ル』

強烈な内容だとは覚悟しつつ
役者“森田剛”を見てみたく『ヒメアノ~ル』て観に行って来ました。

想像以上に強烈でした・・・。

ストーリーそのものはさて置き
主演の殺人鬼・森田正一役の森田剛
そして彼の同級生だったビル清掃員・岡田の濱田岳。
岡田の先輩・安藤のムロツヨシ。
それぞれ独特の個性で見事な競演でした(拍手)

ムロツヨシの安藤なんて、
ある意味では殺人鬼の森田より怖かったですから。
顔面蒼白で脅える濱田岳も演技とは思えないほどでした。
そして・・・
完全にアイドルの顔を捨てきった森田剛。
よく、この役を引き受ける気になったなと、ただただ驚きでした。

とにかく、内容的にはすご過ぎる作品で
いいかどうかは微妙でしたが
なぜ、森田が殺人鬼と化してしまったのか
その理由が徐々に明かされていくと
切ないものがあります。


『64-ロクヨン 後編』

アップがすっかり遅くなってしまいました~(_ _)


待ち舞った後篇です!!
正直な感想を言うと・・・
前後編分けず、一本で作ってくれた方が良かった気がしました。
後半は後半で新たな展開はあるんだけど
前半からの勢いのままでその展開が繰り広げられた方が
より物語に入り込めたような気がしました。

佐藤浩一の三上役も悪くは無いけれど
熱過ぎる“三上”より
ドラマ版
広報と刑事部、それに記者クラブの間に挟まれ
苦しみながらもじっと耐えるピエール瀧の“三上”の方がぐっと来ました。

ドラマを観ていなければ、映画版も十分楽しめるとは思います。
あまりにもドラマが良かったので辛口コメントになりました。

2016年6月 1日 (水)

『64 ロクヨン 前編』

すっかりアップしそびれていました!

ドラマ版がとても良かった64ロクヨン
映画版がすごい豪華キャストとあって
絶対観ようと決めていました。

映画の方も文句無しに面白く
この世界に引き込まれて行ったのは
やはり、原作そのもの、ストーリーそのものが
いいからなんでしょうね~

ただ・・・
主役の三上役である佐藤浩一の顔に
ドラマの主演ピエール瀧がダブりながら観ることになりました。

佐藤浩一の熱演ぶりもよかったけれど
様々な葛藤を抱える三上と言う役柄には
私はピエール瀧さんの方がしっくり来ていたからなんだと思いますが・・・

後半の公開ももうすぐ!
とても楽しみです!!


2015年10月 6日 (火)

『罪の余白』

この『罪の余白』もまた、強烈な作品でした。

事故か自殺か・・・
亡くなった娘の死の真相を求めて父親が娘の友達に立ち向かう。

今の時代、本当にありそうな子供たちのどろどろとした世界
何とも言えないリアル感がとても怖かったです。

仲良しグループと言えども微妙な力関係で支配する者とされる者となる。
仲間外れになることが怖くて言いなりになるしかない。
言い方はやんわりなのに、実は絶対命令。

人の心の動きをよく知り
人を操るのに長けている高校生。
もし、思春期の子供がいたら不安でたまらなくなるような
本当に怖い世界でした・・・

なぜそんな人間になってしまったのか?
彼女が抱える心の闇を感じさせながらも
その本当のところはほとんど触れられていないのが
父親のストレートな怒りとあまりに対照的な描き方で
より恐ろしさが増していたように思いました。

ラストにじっとこちらを見つめる彼女。
あの眼は何を訴えているのか・・・
続編が生まれてもおかしくないような印象を残しました。


2015年9月22日 (火)

『天空の蜂』

レポのアップが遅くなりましたが
『天空の蜂』とっても良かったです。

迷ったのですが、公開直前に原作を読んで映画を観たので
大丈夫か心配でしたが
そんな心配は全くの不要!!
内容も濃く、ハリウッドに負けない仕上がりでとてもよく出来てました。

驚いたことに原作は1995年の作品だそうで
東大震災の原発事故など全く知らない時代。
あの時点ですでに原発問題に踏み込んだミステリー作品を書き上げた
東野圭吾さんはすごいです。
最近はどちらかと言うと
エンターテイメント性の強い軽めの作品が多いイメージだったので
あんなに硬派で本格的な作品と言う事にも驚かされました。

その原作を3・11を踏まえて原発問題にかなり焦点を絞り
アクション性も高めて映画向けに実にうまくまとめ上げられた
脚本も本当に良かったと思います。

日本中の原発を失くさないとヘリを敦賀の原発に墜落させると脅しをかける。
そのヘリには子供が乗り込んでしまっている・・・

この強烈な設定に、原発を取り巻く複雑な問題
原発を必要悪とみなし、自分達の目に入らない所にあればそれでよし。
原発に対してだけではなく
日常においても様々な場面で見て見ぬふりをする“傍観者”たち。
親子問題など、考えさせられる問題をいくつも含みながら
希望を感じられるエンディング。
これは全く原作にはない設定ですが、自然に受け入れられる形で
全く違和感ありませんでした。

原作が良過ぎるとがっかりしてしまう事も多いけれど
この『天空の蜂』は両方とも素晴らしいです。
原作と映画の読み比べ、見比べもおススメですよ~

2015年6月16日 (火)

『予告犯』

生田斗真が犯罪者役になる『予告犯』
当然のことながら単なるワルではない。

そうなってしまった理由もまた切ない・・・

かと言って、どんな犯罪も決して許されるものではない。

何とも何とも、切ない作品でした。


予告犯を追う刑事役の戸田恵梨香がまたまた良かったです!
先日観た『駆け込み女と駆け出し男』でもいい味出してましたが
この役はまた、影のあるクールな役でがらりと変わってました。
SPECから目が離せなくなったけれどますます楽しみな女優さんです!


2015年4月14日 (火)

『ソロモンの偽証』 後編~裁判~ (ネタバレあり)&書き直し

いよいよ中学生たちだけの学校裁判が始まる後編!
超長編三部作の原作を一気に読ませたこの作品がどう映画化したのか?

クラスメイトの死からそれまで抱えていた問題と絡み合い
不安や不信感が広まる学校。
それを自ら解決しようと学生たちが裁判を行う。
中学生たちが必死で考え導き出した結論はとても素晴らしく
原作も映画も感動でした。

ただ・・・
内容はとても感動的なのですが
一人一人の表情など勝手に想像を膨らませながら原作を読む分
いざ映像で見える形になると色々と想像違いがあるのか
ほんの些細な箇所なのにやけに気になってしまう部分があちこち。
そうすると、すっと気持ちが引き気味になってしまうのでした。

特に裁判直後、体育館から出来る面々が
みんなの笑顔にかなり違和感を感じてしまいました。
もちろん裁判を終えやり切ったからほっとしたのはわかる。
けれど三宅さんの発言と言い
あの段階ではまだあれほどスッキリしていない人もいるんじゃないのと。
三宅さんがマツコちゃんのご両親の所に行った後に
本当にすっきり笑顔になるのは納得なんですけど・・・。


やけにアップが多く感じたこと。
特に藤野涼子ちゃんのアップは同じような表情が多く
せっかくの彼女の魅力が半減してしまったような・・・

他にも原作ではそれほど気にならなかった柏木君自身のこと。
あそこまで思い詰めて行った理由はどこなのか?
返って、気にさせられてしまったこと。

等々・・・

前編でも気になる箇所はあったけれど流せる範囲だったのですが
後編はどうも引っかかりが多かったです。

原作がとても良くて自分なりのイメージが膨らみ過ぎた分
些細な箇所の違和感が気になって仕方が無かったのです。
こんな超辛口コメントとなったのも原作を読んでいたからなんでしょうね。

受け取り方も人それぞれ!
私の友人は良かったと言ってましたよ~

エンディングロールで流れたU2の曲で
久々に帰り道U2を聴きながら帰りました♪

2015年3月18日 (水)

『ソロモンの偽証』 前編~事件~

圧倒的なボリュームにも関わらず一気に読めてしまった原作

映像化されることが多い宮部みゆきさんの作品だけど

この『ソロモンの偽証』は正直無理だろうと思っていました。

原作があまりに良かっただけに映画の出来が少々不安でもありましたが

そんな不安はどこへやら!!

登場人物が多く複雑なストーリーも見事にクリアー

子供たちの見事な演技にも圧倒されました!

主役の藤野涼子役はとても難しいだろうけれど

これがデビュー作とは思えない出来。

後編はもっと彼女が光るだろう内容なのでより楽しみです。

意外にも藤野さんより光っていたのがマツコ役の女の子。

彼女もこれがデビュー作とのことだけれど

マツコはまさにハマり役でとっても可愛く良かったです!

今後も活躍して欲しいなと思いました♪

それに比べて大人達のキャスティングには違和感がありありでした。

過剰な演技、演出?もより原作イメージから遠ざかっていたような・・・

それを割り引いても面白い作品で

後編はいよいよ裁判と見応えがありそうです!

子供たちの晴れ舞台?に期待を込めて・・・

エンディングロールの後に予告があるのでお見逃しなく!!

2014年2月 6日 (木)

『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』

西島秀俊主演で何か面白そうなミステリーと思い

期待しながら観てしまいましたが・・・

正直、やや期待外れでした!

西島君は言うまでもなくカッコイイのだけれど

真相がイマイチ面白くない(あくまでも私個人の感想)!

自宅に帰ったら妻が死んでいた。

そこに死んでいるはずの妻から電話が入り混乱。

そして警察と偽って自分をどこかに連れて行こうとする男達。

一気に引き込まれるスタートだったにも関わらず・・・

実は天才科学者だったと言う事実と妻が殺されてしまった真相の関わりが

イマイチ無理やりな感じがしてしまうのです。

せっかくの真木よう子の存在ももったいない感じで。。。

ちょっと厳し過ぎる感想でしょうか(・_・;)

もしかしたら原作はもう少し深みを感じるのかもしれないので

一度原作も読んでみようかとは思いました。

それにしても!!

西島君の完璧な韓国語は素晴らしい(拍手)

実は韓国人だったと言うことから

女性記者のカタコトの日本語とは違って

ネイティブな韓国語でなければならないから

とても大変だったのではと思うのです。

俳優さんはすごいですね!

何となく次回作もあるようなエンディングでしたが

続きはいかに?

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