全世界でベストセラーになっていると言うこの原作。
ダニエル・グレイグのファンでもあり、
早速『ドラゴン・タトゥーの女』観てきました。
原作を読んでないので予告のイメージで
どんなおどろおどろしい世界が待ち受けているのか
やや不安と興味で・・・
冒頭の不気味だけど美しい映像はまさにアートの世界で
そこから不思議な魔力に引き込まれてしまう
そんな感覚でした。
敏腕記者ミカエルは裁判で負けていまい
記者生命が危うくなってしまったところへ
40年前の失踪事件の調査を依頼される。
その捜査の協力者として勧められたのが
リズベットと言う謎めいた女性。
暗い過去を持ち、今だそのせいで厳しい現実の中に生かされている。
気が向いた事件しか仕事を受けないリズベットだが
ミカエルの持ち込んだ事件に興味を持ち共に調査を進める。
フィンランドの冬の重苦しい空気感のまま
多少は覚悟していたものの
かなりエグイシーンもあり、辛くなってしまいました。
特に猫が好きには辛過ぎる場面がありキツかったです(哭)
それでもミステリーとしての面白さは充分あったので
それに堪えて見続けることは出来ました。
無事事件が解決し
独特の風貌で見る者を脅えさせるリズベッドが
可愛らしく見えてしまう
あぁ良かった~と思ったものの一変!!
やるせなさと腹立たしさが・・・
ミカエルって、大天使の名前なのに・・・(怒)
ラストのたった1シーンのために
観終わった時は少々テンションが下がってしまいました。
それだけリズベットに感情移入してしまったからなんでしょうが。
面白い作品だったけれど
せっかくのすっきり感がラストで奪われてしまった分
満足度が低くなってしまったのが残念!
ただ、これは3部作と言うことで
今後ミカエルととリズベットの関係がどうなるのか?
やはり気になるので続編も観てしまいそうです。
それにしてもR15+指定だけど
私はR18+にして欲しいと思うのですが
いかがなものでしょうか?
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