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ドキュメンタリー

2013年3月25日 (月)

『立入禁止区域・双葉~されどわが故郷~』

このドキュメンタリー映画『立入禁止区域・双葉~されどわが故郷~』に登場する

被災者の一人である門間よし彦さんの歌『願い』です。

映画の予告編

この作品を観て原発に対して思う事をこちらにアップしました。 決して他人事ではないんですよね・・・

2012年7月30日 (月)

『オロ OLO』

以前から気になっていた 作品『オロ』観て来ました♪

文枝襲名披露公演 のてめ名古屋に行ったので

このチャンスを生かしました(笑)

6歳で一人チベットからインドへ亡命した少年オロ。

その彼の日常とこれまでのいきさつを追うドキュメンタリーだと思っていたけれど

若干違って不思議な仕掛けとなってました。

インドのダラムサラにチベット亡命政府が運営する

チベット子ども村の学校。

そこに行くためにオロをはじめ色んな子達が

親と離れて命がけで亡命をしている。

学校は寄宿舎になっており

似たような子供たちが大勢いるし

ダラムサラには親戚のおじさんもいるので

それほど寂しそうには見えなかった。

子どもと言うのは環境に慣れて

たくましく育っていくものなんだと感心します。

けれど岩佐寿弥監督が10年前につくった映画の主人公

モゥモ・チェンガおばあちゃんに会うために

監督と一緒にネパールに行き

徐々にオロが経験した大変な経験が明かされていく。

なぜわずか6歳の子供がたった一人家族と離れて亡命しなければならないのか?

その明確な理由は明かされなかった。

ただ登場した一人の青年のケースだと

チベットの学校は中国語で行われるため

言葉がわからず当然勉強についていけないんだとか。

だから無理してまで、このインドの学校に行かせるんだそう。

ブラピ主演の『セブンイヤーズ・イン・チベット』の映画で

初めて知ったチベット問題。

1959年にダライ・ラマがインドに亡命し

チベットは中国の一部になったまま。

中国からの独立を望むチベット人の苦難は

現在もまだまだ続いているという。

そう言えば北京オリンピックの時も

このチベット問題で騒動があったような気が・・・

あのダライ・ラマを以てしても

未だ解決出来ないなんて本当に悲しい。

オロ達がチベットで家族と共に安心して暮らせる世の中になることを

心から祈ります。

2012年7月22日 (日)

『チェルノブイリハート』

「原発と子どもたちの未来を考える」の講演と映画のつどい」があり

ドキュメンタリー映画『チェルノブイリハート』を観ました。

1986年に起きたチェルノブイリの原発事故の16年後の姿を撮った作品です。

原発から30km以内はまだ居住禁止。

被曝の影響は年を経るごとに大きくなっている様子でした。

何より恐ろしいと思ったのが子供たちの被曝の影響が甚大だと言う事。

それは事故以降に生まれてきた子供たち

つまりは親が被曝をしたため遺伝子が傷つけられた状態で

生まれてくる子供が圧倒的に増えていると言う事実。

ベラルーシでは新生児の85%が何らかの障害を持って生まれているのです。

そして更に悲しいのは

先天的な奇形や病気を持って生まれてきた子供たちが

生まれてすぐに親から捨てられてしまうこと。

そのため原発事故後にそのような子供たちのための施設が作られ

4歳になると病院に移され

一生病院、もっと言えばベッドの中で過ごすことになっているのです。

そして更に切ないと思うのは

そんな子供たちが多過ぎるため

看護をする人たちももはや諦めの境地で

子供たちの扱いも雑になってくることです。

本当にショッキングな映画でした。

それでもこれを観る機会を得られて良かったと思います。

内部被曝の影響は年数を経て大きく表れてくるという現実。

このチェルノブイリの現実から日本も学ばなくてはいけない。

ただ単に放射能物質の有無に脅えるのではなく

この有害な物質を生み出す原発と言うものをどうしていくのか。

安心して暮らせる未来を創るために

みんなで真剣に考え動かなくてはいけない時に来ている

そう強く思います。

第2回「原発と子どもたちの未来を考える」は

 フォトジャーナリスト森住卓さん

 チェルノブイリ・イラク・福島の現地レポです。

9月2日(日) 13:30~15:30

 本巣市民文化ホール 800円

チケット問い合わせ 青木さん090-5620-5300

2012年6月11日 (月)

『Canta! Timor』 カンタ!ティモール

Photo


エコー・ドリームカフェさん
での『Canta! Timor』上映会に行ってきました。

衝撃的な事実を知り涙が止まりませんでしたが
行って本当に良かったです



『Canta! Timor』東ティモールに訪れた女性が
そこで出会った一人の男性が歌う歌に惹かれて再び訪れ
東ティモールの過酷な歴史や
その歌に込められた深い意味を知ると言う完全ドキュメンタリー映画です。



これまでにも『ホテル・ルワンダ』のルワンダや
『君のためなら千回でも』のアフガニスタンや
『インビクタクス』の南アフリカなど
映画を通して世界で起こっている現実を知り
その都度心を打たれてきました。


が今回は完全ドキュメンタリーと言う事で
より深く胸に突き刺さるものがあり
まだしっかりと消化しきれていません。



今年の5月に独立10周年を迎えた東ティモール。
この独立を果たすまでにどれだけの犠牲が払われたことか・・・




インドネシアとの戦いの中で
奪われた命、失われた家
具体的な数字が出て来ますが信じられないほど強烈な数字でした。


そして本当に悲しいことに日本がインドネシアに加担していたと言う事実。



20年ほど前初の海外旅行でバリに行きました。
その時東ティモールでは激しい弾圧が起こっていたなんて全く知らず
のんきにバリを満喫してました。


神々の国と言われるバリ。
そのすぐ側の島で起こっていたのです。



東ティモールも自然や目に見えない大いなるものへの尊敬を
とても大切にしている国。


自分たちは生まれた土地でただ暮らしているだけなのに
なぜそれが許されないのか・・・



大切な家族や友人、家を奪われ
自分の命も奪われそうだと言うのに
インドネシアの兵士に「なぜ戦うのだ?」と訴える東ティモールの人
捕虜に対しても「戦争はよくないと」言い聞かせ
武器を奪うだけで解放する。



そして本当に驚くのが
自分たちを苦しめた人達への怒りや憎しみを持っていないと言う事。



もう、独立出来たのだからいいじゃないかと
起こったことをすべて受け入れ許している姿は
もう何と言っていいか・・・



世界では目には目をで
終わりなき戦いを続けてしまっている国がいくつもあると言うのに・・・



自然と共に生きている人達は
本当に大切なことは何かをよく知っているのです




映画に話を戻しますが
この作品の素晴らしいのは
過酷な現実を見せつけるだけではなく
東ティモールの人達が明るく歌い今を生きている姿を
しっかりと見せてくれている事。


あの歌を聴くだけで涙が出ます


モニュメントなどで歴史を残すのも一つではあるけれど
こうして歌で戦争を知らない子供たちに大切なことを伝えるのも
とても素晴らしいと思います。




この『Canta! Timor』は自主上映作品です。
近くで上映会があったら、ぜひぜひ観に行ってください。

上映スケジュール



知らなければそれで済んでしまうけれど
私達が忘れている大切なことを
教えてくれるような気がします。

2012年2月14日 (火)

『日本列島 いきものたちの物語』

犬のアカデミー賞として「第1回ゴールデン・カラー賞」が発表されましたね。

まだ日本では公開されていない作品の出演犬ばかりなので

コメントは出来ませんが

選考に関して結構もめたとか。

どの世界でも愛するペット?への想いは強いのでしょうね~

さてさて、動物つながりと言うわけではないですが

珍しく日本制作のドキュメンタリー『日本列島 いきものたちの物語』

ようやく観ることが出来ました。

この手の作品で日本に生息する生きものだけを取り上げるのは

とっても珍しい!!

小さな島国だけど気候の差が大きいのが日本

それぞれの環境の中に見事に適応しながら生きているさまがとても面白かった。

特に野生のサルとシカが共生しながら生きてるなんて初めて知りました!

海の中では共生は結構見られるけれど

野生のサルとシカが、考えられないですね~

実に微笑ましかったです♪

動物たちの子育てにもスポットを当てていたので

赤ちゃんや子供の動物の姿はとっても可愛く癒されます。

けれど、そこは自然界の中の子育て。

厳しい現実も見せられて思わず泣けてしまいました・・・

動物が子供と一緒にいる期間は本当に短いようで

クマで1年、アザラシにおいてはたった1ヶ月。

時期が来れば親は強制的に子を突き放す。

まだ1年あれば年間を通して生き抜くすべを教えられるだろうけど

たった数ヶ月では子供たちはまだ経験したことが無い季節を

自力で生き抜くしかない。

ましてや養育期間中に親がいなくなってしまったら・・・

それでも動物たちは厳しい自然界の中を生き抜いて行くんだなと

改めて感動しました。

それに引き替え人間は・・・

あれこれ思わずにはいられません。

死んでしまった子ザルの側を離れずずっと寄りう母ザル

最近の悲しいニュースと比べてしまいます。

こうした動物から自然界から人間はもっともっと学ばなくちゃ!

そんな気持ちになりました。

子供にも大人にも多くの人に観て欲しいなぁ~

おススメです

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