『天の茶助』
天界では脚本家たちが下界の人間たちの人生を一人一人描いている。
茶番頭の茶助(松ケン)は下界で気になっていた女性ユリが
死ぬ運命と知り、助けに下界に降りて行く・・・
そんなファンタジスティックなストーリーの『天の茶助』
それに私の好きな松山ケンイチが主演とあって
どうしても観たかった作品です!
そしてSABU監督が自ら原作を手掛けたと言うこともあり
遠くの映画館まではりきって観に行ったのですが・・・
設定は面白いと思ったけれど
作品としては正直イマイチでした。
松山ケンイチファンとしては
役者魂を感じられる色んな顔がのは良かったですが・・・
伊勢谷友介や大杉漣、寺島進と言った俳優陣が脇を固めていたのに対して
女優陣のキャスティングの落差が大きかった・・・
特にモデルとして大人気の玉城ティナちゃん
彼女に土佐弁はキツ過ぎ!
ちょっと、無理が・・・
沖縄の踊りや祭り、エキストラをふんだんに取り入れる演出
監督のこだわりの部分でしょうが
ちょっと過剰で余分なシーンが多く長過ぎると感じてしまったのも
今一つの要因です!
結構楽しみにしていたので
余計に厳しい感想になってしまいました。
でも、松ケンを始め
みんな楽しんでこの作品を作っている感じはよく伝わりました!
こういう作品が作れる日本は本当に平和です。
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