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邦画:アニメ

2017年3月 1日 (水)

『この世界の片隅に』

優しい気持ちなれる作品2本。
まずは『この世界の片隅に』から!
じわじわと評判となって公開する映画館が増え
ようやく今頃になって観に行きました!

原作がこうの史代さんと聞き思い出すのが『夕凪の街 桜の国』
この映画は実写化されたものでしたが
戦時中とその後の世代と言う二つの物語に
とても感動し考えさせられました。

そしてまた戦争もののアニメとしてこの『この世界の片隅に』。
観に行けて本当に良かったです・・・

観るまでは戦争が大きなテーマかと思っていましたが
確かに時代背景にはあるけれど
ラブストーリーのように受け止めました。

昭和初期、広島に生まれた一人の女性すずさん。
ヒロシマ・原爆とまさに戦争を生き抜いたと言う点では戦争もの。
けれどその悲惨さ以上に、
与えられた現実を現実として受け入れ強く生きる姿に
おおいに感動させられました。

ほとんど初対面のような人と
見合い結婚をさせられることが当たり前の時代。
すずさんもまさにそんな一人。
ほのかに恋心を描く人がいながらも
勧められるまま、見知らぬ土地へ嫁いでいきます。
慣れない環境に加え、厳しい小姑さんが帰ってきたり。
当時の女性たちの苦労大変さ。
今の時代とは比べ物になりません!

そこに戦争と言う悲劇に巻き込まれながらも
強く生きるすずさんの姿。
例えるなら・・・
折ろうと力を入れてもしなるだけで決して折れない柳?のような強さ
とでも言いましょうか?

そんあすずさんの声を能年ちゃん改め“のん”さん。
正直、始まってすぐはのんちゃんの顔がチラついてしまっていましたが
すずさんのキャラに引き込まれてすぐに消えてしまいました。
本当にピッタリ!!見事な復活、うれしく思いました。

そしてすずさんを見初めた優しい夫・周作さん。
そのきっかけが最後の最後に明かされる仕掛けにやられました~~~
この作品がラブストーリーだったと思う理由がそこにありました。


戦争映画でありながら、こんなに優しい気持ち
温かい気持ちさせてくれる作品は初めてのように思います。

2016年11月14日 (月)

『君の名は。』

今更ですが、ようやく話題の『君の名は。』を観て来ました。
ほぼ同時期に公開された『聲の形』の方が気になっていたので
あちらを優先。

その後この『君の名は。』の大ヒットぶりに
かえって観るのを後回しにさせていました。
“聖地”とまで騒がれて注目されている飛騨市
なぜそこまでみんなが大騒ぎするのか謎でしたが
作品を観て納得しました(^ ^;)

田舎の風景が実に美しくて見事!!
紅葉や緑に光り輝く景色
光の反射などアニメとは思えない美しさで見惚れてしまいました。
あの神社や湖が本当にあるなら
実際に行ってみたくなるのも納得!!

アニメは詳しくないけれど
新海誠監督が人気なのがわかるような気がします。

それに映像の美しさに以上に見事なストーリー展開。
ファンタジーでミステリー、
そして究極のラブストーリー。
食わず嫌いでパスしなくて本当に良かったです。
そして『聲の形』とも観る時期をずらして良かったです!
なぜなら同じアニメと言う事で比較せずに済んだから(^ ^;)
それぞれの作品の面白さがあるので
私はどちらも良かったです。

以前はアニメは観ようとは思わなかったのですが
最近は大人が楽しめるものだと見方が変わりました。
ファンタジー要素が強いストーリーの『君の名は。』は
実写よりのアニメの方が受け入れやすいと思いました。
アニメならではの作品ですね!

『君の名は。』観て良かったです。


2016年10月 4日 (火)

『聲の形』

レポが遅くなり、すみません。

アニメはめったに観ないのですが
『聲の形』は以前原作のマンガを読んでいて
その内容に惹かれていたことと
結末を知りたかったので
劇場に足を運びました。

聾唖者の硝子が転校生として入ってきたことから
様々な人間関係のバランスが崩れていく。

一見仲良く付き合おうとしている女子たち。
耳が聴こえない事から
空気を読むことが出来ない硝子の行動にイライラさせられ
遠回しな意地悪をする。

クラスのガキ大将で通って来た将也。
小学生の男の子にありがちな
気持ちとは裏腹な行動をとってしまう事が
硝子へのいじめとなって表れてしまい
やがて自分自身がクラスの中で孤立してしまう。

障害者、いじめの問題
思春期ならではの複雑な心情が
この二人を中心として物語が展開。


つい先ごろ、リオパラリンピックが行われ
障害を持った人達への認識が大きく変わり
おおいに感動させてもらいました。
ご本人達の意識も大切なのはもちろんのこと
幸いにして障害を持っていない私達こそが
もっと意識を変えないといけないと感じたばかり。

バリアフリーと言うと
どうしても設備などのハード面のことばかり考えがち。
けれど本当は「心のバリアフリー」をもっともっと持たないと・・・
その気持ちさえあれば、
困っている時、危なそうな時
さっと手を伸ばしたり、声をかけたり出来て
悲しい事故だって無くすことが出来るはず。
(地下鉄駅の事故を思い出してしまいました)


ちょっと話が逸れてしまいましたが
アニメらしからぬ、深いテーマに考えさせられました。

そして・・・
アニメと言うとどうしても“絵”そのものが気になってしまいます。
主人公の将也の顔は好きなんだけど
女の子たちの顔はどうしても好きになれず
つい、アニメを敬遠してしまうのも絵の影響も大きいのですが・・・

原作マンガがあるからそれは仕方がないとして
背景の絵がとっても美しく
特に花火大会のシーンはアニメと思えないほどきれいでした。

そして今回舞台となっている背景に
大垣や岐阜、養老など、ご当地シーンが満載!
そんなところが、本題とは別に楽しめてしまいました♪


「君の名は。」もかなり話題ですが
この『聲の形』もぜひぜひ、観て欲しいです!!

2014年8月26日 (火)

『宇宙兄弟#0』

約1ヶ月ぶりの映画です!

ずっと観たかった『宇宙兄弟#0』ようやく観て来ました!!

『宇宙兄弟』ファンとしては前回の実写版では本当にがっかりさせられましたが

今回は原作者の小山宙哉さんの脚本なので大丈夫だろうと(^ ^;)

期待を裏切らず、エピソード0として感動的なストーリーで

作品は大満足でした!

宇宙飛行士を目指す前のムッタ

そして英雄宇宙飛行士ブライアンとヒビトの関係。

笑いと涙と感動ありでさすが原作者の脚本ならではです!

しいて言えば、ムッタとヒビトの声は

実写版の小栗旬と岡田将生のほうが合っているような気が・・・

意外にも彼らのイメージはキャラクター達と合っていたので

いかんせん脚本?演出の不出来さがつくづく残念!

と、未だ実写版の愚痴が出てしまいました~

スミマセン!!

『宇宙兄弟#0』もう遅いかもしれませんが、おススメです♪

2013年7月24日 (水)

『風立ちぬ』

久しぶりのジブリです。

ユーミンの歌に合わせて作られた予告を観た時

「これは絶対観たい!」そう思い観に行って来ました!

期待通り、素敵な作品でした。

観終わった後もまだひこうき雲が耳に残っています。

40年も前に作られた曲なのに

この映画のために作られたような・・・

こんな事、あるんですね~

さて、肝心の映画『風立ちぬ』

宮崎駿監督が初めて実在の人物を取り上げた注目作!

ノンフィクションかと思ったら実は完全なるフィクションであり

ジブリらしいファンタジー作品になっていました♪

“ゼロ戦”と言うと特攻隊や戦争のイメージが強く

正直良いイメージはありません。

その“ゼロ戦”を作った堀越二郎と

小説「風立ちぬ」を書いた作家堀辰雄の二人を

一人の人物として映画の主人公、堀越二郎は描かれています。

実在の二人の人物をモデルに

こんな仕掛けをするなんて、さすが宮崎駿監督です(拍手)

尊敬するイタリアの技師カプローニと夢を通じて語り合う二郎。

カプローニ氏との場面の空や雲の表現が

ファンタジックで何とも言えず素敵でした。

かと思えば、古き良き日本の姿も美しく

懐かしい風景や奥ゆかしい言葉づかい、習慣がとても新鮮でした。

特に二郎と菜穂子の祝言の時の申し送りの言葉。

私の両親も家で結婚式を上げましたが

昔の日本ではあんな古風な言い回しで

祝言を上げていたんでしょうか・・・

初めて聞く言い回しがとても新鮮で

あの場面がより強く印象に残っています。

戦争と言うどうしようもない時代のなかで

それでも彼は本来の夢を追い続けて生き抜く!

どんなに苦しくても前を向いて生き抜く!!

温かくも強いメッセージを感じました。

そして・・・

色んな意味で和ませてくれる黒川さんのキャラが気に入りました♪

 

宮崎駿監督作と言うだけで毎回すごく期待されるでしょうに

絶対に期待を裏切らない!

本当に素晴らしいですね(拍手)

2013年5月15日 (水)

『聖☆おにいさん』

大好きなアニメ『聖☆おにいさん』がまさかの映画化!

しかもブッダとイエスの声を星野源と森山未來がやるとあって

こちらもかなり期待してしまいました(^ ^;)

『宇宙兄弟』の時は期待し過ぎてがっかりでしたが

今回はアニメでの映画化!

原作を損なうことなく、

クスクス笑いが満載で楽しめました♪

これは作品云々より

イエス・キリストとブッダが天界から休養のため

日本の立川でバカンスを楽しむと言う

原作のアイディア勝ちだからのような気がします!!

期待の主演二人の声も違和感なく良かったです~

イエスの面白いセリフを森山未來がどんなノリでアフレコしていたのか

ちょっと気になってしまいましたが(笑)

キリスト教や仏教を少し知っている大人の方が楽しめるアニメ!

おススメですよ~♪

(注)エンドロールも最後までしっかり見て下さいね!

2012年5月23日 (水)

『紙兎ロぺ』

時々TOHOシネマズの幕間上映されているショートアニメ『紙兎ロぺ』

結構笑えて好きなんです♪

一般的には可愛いイメージの小さなリスが

めちゃめちゃ態度がでかいそのギャップ!!

後輩のうさぎとつるんでくだらない会話をするのが面白くて♪

それがまさか長編アニメになるとは!?

思わず観に行ってしまいました(笑)

今回は夏休みの最終日の一日の物語。

やってることは小学生?と思うけれど

どうも設定は高校生らしい。

あの口調とあの会話

ばかばかしいけど細かなところにギャグ満載!

お店や電柱、バスの広告などのネーミングやメッセージ

気付いてはクスッと笑ってしまいます♪

正直言えばわざわざお金を払って劇場で観る映画ではないけれど

でも、面白いから私は好きです~

疲れた時なんかにDVDで見ると和むかも(笑)

既に何枚かDVD化されてたそうです(驚)

お次は『ダークシャドウ』を観たい!!

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