『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』
初めてのシネマ歌舞伎
地方に住む者や敷居が高いと感じている者には大変ありがたい!!
しかも中々観られない玉三郎さんと亡き勘三郎の共演の
生でなくても観ることが出来るのは本当にありがたいです。
田舎の金持ち商人(中村勘三郎)が初めて吉原に行き
偶然見た花魁道中の八ッ橋(玉三郎)の圧倒的な美しさに一目ぼれ。
吉原通いつめ、身請け話も・・・
ところが実は花魁には情夫(片岡仁左衛門)があり
手ひどい振られ方をしてしまう事から悲劇が・・・
比較的わかりやすい内容だったので
初心者にも解説不要で楽しめる演目でした。
何と言っても花魁姿はこれぞ歌舞伎の王道!!
圧倒的な美しさは他の役者さんには申し訳ないけれど
比較になりませぬ。。。
勘三郎さんのほとばしる汗と涙も圧巻!!
どちらも、生の舞台で観たのならどれほどの感動になったんでしょう・・・
二度と観られぬ方の舞台を観られるのもシネマ歌舞伎のありがたさ。
そして映像ならではの良さもありました。
そして映画で良かったと思ったのは
ここが見所!!と言う箇所をアップで映すので
歌舞伎初心者にもわかりやすいです。
まだ観たことが無い人も
すでにハマっている人にもお勧めです♪
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